SOGO PLANNING OSAKA JAPAN 株式会社 総合プランニング

プレスリリース〜「2013 水ソリューション関連市場の現状と将来性」

2013年02月08日

PRESS RELEASE



「2013 水ソリューション関連市場の現状と将来性」調査報告書


水ソリューション関連市場に関する調査を実施

 総合マーケティングの株式会社総合プランニング(大阪市中央区南本町1−7−15 社長 三木五郎(06-4705-0031))は、「水処理関連装置」・「機能水生成装置」・「水関連サービス」・「機能性膜」の4分野を「水ソリューション関連市場」と捉え、その調査結果を「2013 水ソリューション関連市場の現状と将来性」として報告書にまとめた。
 水ソリューション関連市場=水ビジネスは、世界的な人口増加や工業化の進展、新興国を中心とした生活水準の向上など水の需要が増す中で、注目されている分野である。水ビジネスは国内メーカーだけでなく、海外メーカーも積極的に事業展開を行っており、今後も順調に拡大すること予測される。
 本資料では、水処理関連装置、機能水生成装置、水関連サービス、機能性膜市場の動向を分析し、市場概況や技術開発状況、現状の課題を提示しているほか、将来的な方向性についても言及している。

<調査結果の概要>
◇水処理関連装置
 市場規模  2011年 5,501億円   2017年推定 1兆1,446億円(伸長率208%)
 調査対象は「超音波洗浄装置、紫外線水殺菌装置、亜臨界水処理装置、超臨界水処理装置、光触媒浄水装置、リン資源回収装置、シリコン排水回収装置、海水淡水化装置、バラスト水浄化処理装置」の9品目である。
海水淡水化装置は世界各地で水不足を解消する装置としての期待が高く、中近東を中心に東南アジア、中国、豪州など各地で導入が進んでいる。
バラスト水浄化処理装置の市場拡大は確実視されているものの、それにはバラスト水管理条約の発効が要件となるため、この発効が遅れれば市場拡大もズレ込むこととなる。
水処理関連装置市場はこれら海水淡水化装置とバラスト水浄化処理装置によって牽引されている状況である。水処理関連装置は基本的には利益を生み出す装置ではないため、設備投資の対象になりづらいという一面がある。海水淡水化装置は飲用水確保、バラスト水浄化処理装置は搭載義務が発生する、という側面があるため需要も大きいが、これら以外の装置はユーザー側が何らかのメリットを見い出さなければ導入に踏み切ることは少ないと言える。
しかし、亜臨界水処理装置や超臨界水処理装置は専門的な技術を有するメーカーによって展開されている装置であるものの、環境負荷低減を実現出来る装置として注目度が高まっている、紫外線水殺菌装置や光触媒浄化装置はバラスト水浄化処理装置への搭載で需要拡大の可能性がある、超音波洗浄装置のように他の水処理装置と組合わせることで効果が更に発揮されるなど、展開次第では市場が大きく成長する可能性があることも水処理関連装置の特徴と言える。
◇機能水生成装置
市場規模  2012年 1,260億円   2017年推定 1,510億円(伸長率120%)
 調査対象は「浄水器、アルカリイオン整水器、電解次亜水生成装置、強酸性水生成装置、弱酸性水生成装置、微酸性水生成装置、強アルカリ水生成装置、蒸留水製造装置、機能水製造装置(水素水製造装置、炭酸水製造装置)、脱気水製造装置、オゾン水製造装置、純水製造装置、超純水製造装置、マイクロ・ナノバブル製造装置」の14品目である。
 調査品目は14品目と多岐に亘っている。同市場を牽引しているのは浄水器を筆頭に、超純水製造装置、アルカリイオン整水器、純水製造装置であり、これらはいずれも100億円を超える市場規模となっているが、これらを除いた機能水生成装置市場は100億円未満であり、ほとんどが50億円未満の市場となっている。
 浄水器及びアルカリイオン整水器は東日本大震災以降、国民の水に対する意識が高まったことが市場拡大の背景にある。純水製造装置・超純水製造装置は国内市場が低迷しているものの、アジアを中心とした海外市場での伸びが期待出来る。
 機能水生成装置市場では浄水器、アルカリイオン整水器、機能水製造装置のように家庭用途に利用されている装置もあるが、中心は業務用もしくは産業用となっており、純水・超純水製造装置に代表される電子産業分野だけでなく、食品分野、医療・福祉・介護分野、研究室、農業・畜産、洗浄用など幅広い分野で利用されている。また、マイクロ・ナノバブルのように導入効果の研究が進められている装置では、その結果次第では爆発的に普及する可能性がある。
◇水関連サービス
市場規模  2011年 469億円   2016年推定 518億円(伸長率110%)
 調査対象は「上下水道遠隔監視サービス、純水・超純水デリバリーサービス」の2品目である。
 これらは水ビジネスの付加価値と新たなサービスをユーザーに提供するものである。純水・超純水デリバリーサービスは装置を貸出し、水の使用量やメンテナンスの金額を代金として回収する契約型ビジネスである。同サービスの市場はほぼ横這いで推移しているものの、アジア市場での需要の掘起しが可能と言える。
 上下水道遠隔監視サービスは地方自治体が運営する水道施設向けとなる。地方自治体の水道事業は経営状況が厳しいことから、新規案件による導入は難しいものの、2015年以降に水道施設の一斉更新が行われる可能性があることから、潜在的な需要が見込める。
◇機能性膜
市場規模  2012年 2,544億円   2017年推定 3,515億円(伸長率138%)
 調査対象は「イオン交換膜、イオン交換樹脂、逆浸透ろ過膜(RO膜)/ナノろ過膜(NF膜)、限外ろ過膜(UF膜)/精密ろ過膜(MF膜)、MBR用膜ユニット」の5品目である。
 今回の資料ではイオン交換樹脂及びMBR用膜ユニットを追加している。機能性膜市場はイオン交換樹脂を筆頭に各製品、いずれも今後の市場拡大が期待出来る。特にイオン交換樹脂は1,000種類にも及ぶ幅広い用途を持ち、工場用水向けやボイラー用水のほか、原子力発電所、軟水製造、超純水製造などに利用されていることが市場規模に繋がっている。RO膜は海水淡水化や超純水・純水製造を中心に工場排水処理などにも利用されている。海水淡水化装置は中近東を中心に海外での需要が高く、市場の伸びも期待出来ることから、RO膜もこれに沿う形で市場が拡大していく。UF膜やMF膜はこれら単体で水処理用途に利用されることもあるが、RO膜の前処理として利用されることも市場拡大の要因になっている。主に下水用途として利用されているMBR用膜ユニットは下水施設の整備が遅れている地域を中心に需要があり、海外市場がメインとなる。

<調査対象>
水処理関連装:超音波洗浄装置、紫外線水殺菌装置、亜臨界水処理装置、超臨界水処理装置、光触媒浄水装置、リン資源回収装置、シリコン排水回収装置、海水淡水化装置、バラスト水浄化処理装置
機能水生成装置:浄水器、アルカリイオン整水器、電解次亜水生成装置、強酸性水生成装置、弱酸性水生成装置、微酸性水生成装置、強アルカリ水生成装置、蒸留水製造装置、機能水製造装置(水素水製造装置、炭酸水製造装置)、脱気水製造装置、オゾン水製造装置、純水製造装置、超純水製造装置、マイクロ・ナノバブル製造装置
水関連サービス:上下水道遠隔監視サービス、純水・超純水デリバリーサービス
機能性膜:イオン交換膜、イオン交換樹脂、逆浸透ろ過膜(RO膜)/ナノろ過膜(NF膜)、限外ろ過膜(UF膜)/精密ろ過膜(MF膜)、MBR用膜ユニット

<調査方法>
 弊社専門調査員による関係企業、研究機関、官公庁などへのヒアリング取材等により情報収集を行った。

<調査期間> 2012年11月〜2013年1月

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