SOGO PLANNING OSAKA JAPAN 株式会社 総合プランニング

プレスリリース〜「2015年版 水ソリューション関連市場の現状と将来性」

2015年10月08日

PRESS RELEASE



「2015年版 水ソリューション関連市場の現状と将来性」調査報告書



水ソリューション関連市場に関する調査を実施

 総合マーケティングの株式会社総合プランニング(大阪府大阪市中央区南本町1-7-15 社長 三木五郎 (TEL:06-4705-0031))は、水の需要が増す中で同分野に焦点を当てて調査し、その調査結果を「2015年版 水ソリューション関連市場の現状と将来性」として資料にまとめた。
水ソリューション関連市場、つまり水ビジネスは、世界的に喫緊の課題として認識されており、国内外のメーカーが積極的に事業展開を行っている。海水淡水化などのように大型プラントを対象としたものから、浄水器のように家庭用を対象としたものまで、事業展開は多岐に亘っており、工業化や都市化の進展、人口増加、生活水準の向上といった状況が、水ソリューション関連市場を順調に拡大させると考えられる。
本資料では、水処理関連装置、機能水生成装置、水関連サービス、機能性膜市場の動向を分析し、市場概況や技術開発状況、現状の課題を提示しているほか、将来的な方向性についても言及している。

◇水処理関連装置
 市場規模  2014年実績:5,954億円 2020年推定:1兆637億円(伸長率179%)
 調査対象は「超音波洗浄装置、紫外線水殺菌装置、亜臨界水処理装置、超臨界水処理装置、光触媒浄水装置、シリコン排水回収装置、随伴水処理システム、海水淡水化装置、バラスト水浄化処理装置」の9品目である。
随伴水処理システム、海水淡水化装置は海外市場が中心である。随伴水処理システムは原油や天然ガスを生産する際に産出される水で、その産出量は年々増加しており、これを処理するものとして需要は高い。海水淡水化装置は生活用水や工業用水を海水に頼らざるを得ない地域において、水不足を解消する装置としての期待が高い。
バラスト水浄化処理装置はバラスト水管理条約の発効が市場拡大の引き金となる。発効要件のうち、批准国数はクリアしているため、批准国の合計商船船腹量が世界の商船船腹量の35%以上という要件のクリアが待たれる。
随伴水処理システム、海水淡水化装置、バラスト水浄化処理装置は世界規模で展開されていることもあり、「水処理関連装置市場」を牽引している。この3品目を除いた水処理関連装置の2014年の市場規模はいずれも50億円を下回るものとなっている。
但し、光触媒浄水装置、紫外線水殺菌装置、超音波洗浄装置は、それ単体ではなく、他の水処理装置と組み合わせることで市場拡大が期待出来る。また、亜臨界水処理装置や超臨界水処理装置は専門的な技術を有するメーカーによって事業展開がなされているが、環境負荷低減を目指した研究が盛んに行われており、技術も含めて注目度が高まっている。

◇機能水生成装置
 市場規模  2014年実績:1,203億円 2020年推定:1,415億円(伸長率118%)
 調査対象は「浄水器、アルカリイオン整水器、電解次亜水生成装置、強酸性水生成装置、弱酸性水生成装置、微酸性水生成装置、強アルカリ水生成装置、蒸留水製造装置、機能水製造装置(水素水製造装置、炭酸水製造装置)、脱気水製造装置、オゾン水製造装置、純水製造装置、超純水製造装置、マイクロ・ナノバブル製造装置」の14品目である。
 調査品目は14品目と多岐に亘っている。同市場を牽引している浄水器及び超純水製造装置はともに200億円を超える市場規模となっている。
浄水器は消費税増税の影響があって2014年は対前年比でマイナスに転じたが、依然として国民が水に対して安全性を求めていることから、今後は順調に拡大するものと予測される。超純水製造装置は国内市場はリプレイス需要が中心となるが、東南アジアや東アジアでの需要が伸びており、これに追随する形で市場も拡大している。
 アルカリイオン整水器、純水製造装置、機能水製造装置(水素水製造装置、炭酸水製造装置)、オゾン水製造装置は浄水器や超純水製造装置程の市場規模はないが、それぞれ60〜200億の市場規模となっており、産業用・工業用から家庭用と幅広い分野で利用されている。家庭用がメインとなるアルカリイオン整水器は浄水器と同様に水に対する安全性への意識の高まりが市場拡大の要因になる。純水製造装置、機能水製造装置(水素水製造装置、炭酸水製造装置)、オゾン水製造装置は主に産業用途で利用されており、国内市場の復調や海外市場への展開により、今後も順調に市場は拡大すると予測される。
電解水(電解次亜水・強酸性水・微酸性水)生成装置及び弱酸性水生成装置、蒸留水製造装置、マイクロ・ナノバブル製造装置は各々50億円にも満たない市場規模であるが、各装置の長所を武器に様々な分野・用途に使用され、市場は拡大している。

◇水関連サービス
 市場規模  2014年実績:457億円 2020年推定:525億円(伸長率115%)
 調査対象は「上下水道遠隔監視サービス、純水・超純水デリバリーサービス」の2品目である。
 これらはハード(装置、機器)だけでなく、ソフト(運用、メンテナンス)をユーザーに提供する事業である。長期に亘って利用することから、ソフト面での収益が同事業を下支えする構造となっている。
 上下水道遠隔監視サービスは、自治体が運営する水道関連施設を民間のサービス提供会社がトラブル時の対応や稼働状況の管理を行うサービスである。純水・超純水デリバリーサービスは装置を貸出し、(超)純水の使用量やメンテナンスの費用を代金として回収する契約型ビジネスである。
いずれもユーザー側の人的負担の軽減が図られ、コスト削減に繋がることから、市場は緩やかではあるものの拡大傾向にある。

◇機能性膜
 市場規模  2014年実績:2,822億円 2020年推定:3,646億円(伸長率129%)
 調査対象は「イオン交換膜、イオン交換樹脂、逆浸透ろ過膜(RO膜)/ナノろ過膜(NF膜)、限外ろ過膜(UF膜)/精密ろ過膜(MF膜)、MBR用膜ユニット」の5品目である。
 いずれの品目も200億円を超える市場規模であり、特にイオン交換樹脂は1,000億円規模と、同市場を牽引している。
それぞれに市場規模を拡大させる要因があり、イオン交換膜では主にフッ素系が燃料電池用途で研究開発が進められている。イオン交換樹脂は純水・超純水の需要増加に呼応する形で需要が伸びるほか、工場用のボイラーや火力、原子力発電所でのニーズも高い。
RO膜やNF膜は主に海水淡水化装置で利用されており、海水淡水化装置では膜法による処理が主流となっていることから、これらの膜の市場拡大が期待される。
UF膜やMF膜は用途が浄水・下水処理といった公共用途、工業用・産業用、海水淡水化や(超)純水製造の前処理など幅広い用途で利用されている。
MBR用膜ユニットは国内外において下水道処理での需要が拡大している。環境規制の強化の流れを受けて、海外市場の開拓が活発化しており、下水施設の整備が遅れている地域を中心に需要がある。

<調査対象>
 水処理関連装:超音波洗浄装置、紫外線水殺菌装置、亜臨界水処理装置、超臨界水処理装置、光触媒浄水装置、シリコン排水回収装置、随伴水処理システム、海水淡水化装置、バラスト水浄化処理装置
 機能水生成装置:浄水器、アルカリイオン整水器、電解次亜水生成装置、強酸性水生成装置、弱酸性水生成装置、微酸性水生成装置、強アルカリ水生成装置、蒸留水製造装置、機能水製造装置(水素水製造装置、炭酸水製造装置)、脱気水製造装置、オゾン水製造装置、純水製造装置、超純水製造装置、マイクロ・ナノバブル製造装置
 水関連サービス:上下水道遠隔監視サービス、純水・超純水デリバリーサービス
 機能性膜:イオン交換膜、イオン交換樹脂、逆浸透ろ過膜(RO膜)/ナノろ過膜(NF膜)、限外ろ過膜(UF膜)/精密ろ過膜(MF膜)、MBR用膜ユニット

<調査方法>
 弊社専門調査員による関係企業、研究機関、官公庁などへのヒアリング取材等により情報収集を行った。

<調査期間> 2015年8月〜2015年9月

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