近年、眼科業界では診断機器における各社の開発力が高まってきており、早期に疾患が発見できると、ほぼ確実に治療が可能とされている。
そのため、診断機器におけるニーズが今後も高まっていくと考えられ、眼科診断機器を対象としたマーケット調査を実施するに至った。また、医療施設のIT化に伴い、眼科医療施設においてもITシステムの導入が加速しているため、診断機器とともに眼科用ITシステムも調査の対象とし、それぞれの市場規模推移(金額ベース/数量ベース)・マーケットシェア・市場概況・トレンドを纏めている。本調査における眼科診断機器とは「眼底カメラ」と「OCT」を指しており、眼科用ITシステムとは「ファイリングシステム」と「電子カルテ」を指している。なお、眼底カメラについては「散瞳型」「無散瞳型」「一体型」の3カテゴリーに分類し、各カテゴリー別に纏めたものとなっている。